平成25年2月16日(土)
@AOSSA 6F

北信越サッカー協会の医科学研修会に参加してきました。



 chirashi



【出席者】

No.2   石田
No.9   古木
No.18  貝野





★演題1★

FIFA 11+ 外傷予防プログラム

From福井県サッカー協会医事委員 菅野さん


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FIFA11+についてのお話。


FIFA 11+(イレブン プラス) ⇒ F-MARCが開発。

(※「F-MARC」 = FIFA医学評価研究センター)



このFIFA11+を練習前や試合前に実施したチームとそうでないチームでは、外傷(怪我のことです)はトレーニングをしたチームの方が29%も減ったそうです。



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★演題2★


グロインペイン症候群~体幹強化の重要性~

From男子サッカー日本代表チームドクター
兵庫県立加古川医療センター 部長 柳田先生


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「グロインペイン症候群」(鼠径部痛症症候群)
骨盤周辺の筋肉の疲れ、歪み他、股関節のくっつきから起こる慢性腰痛、激痛腰痛が特徴。
中田英寿ジダン達が発病して、話題となったので記憶の片隅にこの単語を覚えている人がいるかもしれません。
 

鼠径部(そけいぶ)の痛みは柳田先生曰く、

「いずれにしても慢性的な拘縮筋が原因」と。



無理してプレーを続けると大きな怪我の原因になるそうです。


消炎(アイシング)→ストレッチ→アイソメトリック(抵抗運動)というステップをキチンと踏まないと、この症状は治らず、治ったとしても長引くそうです。



日本代表やJのチームでもチームドクターとして帯同しているこの柳田先生は、代表レベルやプロレベルでもそういうことが日常的にある、と言ってました。


私たちみたいな素人は十分に気をつけないと大きな怪我に繋がります。



このFIFA11+は、週2回ほどやっていけば効果はあるそうです。


幸い、私たちのチームは週に3回練習がありますので、取り入れていきましょう。